[ MSX・BASIC入門 ]

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MSX・BASICとは

「ベーシック」と読みます(「バシック」とは読まない)。

BASIC(Biginner's All-purpose Symbolic Instruction Codeの略)。

ようするに、「初心者用の覚えやすい言語」です。

そのBASICをMSXパソコン仕様に拡張されたのが、MSX・BASICです。

一般の人でも、わかりやすく覚えやすい言語なのだから、ゲームプログラミングを始めるに最適です。

ですから、楽しみながら覚えられることでしょう。

「大丈夫かなあ?」と不安だった人、安心しました?


「プログラムモード」と「ダイレクトモード」

BASICを使うにあたって、二つのモードがあることを知っておいて下さい。
  • 一つのコマンドを記述してすぐに実行するモード(ダイレクトモード)。
  • コマンドとその実行手順を決めて記憶させてから実行するモード(プログラムモード)。
の2つですが後でわかると思いますので、今は

「一つの命令を実行するか、いくつかの命令をため込んで実行するかの2つがある」

程度に覚えていたら良いと思います。


プログラムの書き方

先ほど説明した「プログラムモード」のコマンドの実行手順を記憶させる方法を説明します。

記述形式ですが、左から

「行番号」+「命令」+「リターンキーを押す」

が1セットとなり、記憶されます。

行番号について

行番号を命令の左につける事で、命令の場所と順番を確立します。

行番号は0番〜65529番まで使え、数の小さい番号から大きい番号へと実行されます。

一般的には、10番刻みに記述されます(命令を追加するときにその間の番号を使うためです)。

ダイレクトモードで「RENUM」命令を使って、行番号の順序を整えることが出来ます。

命令について

命令は「:」(「コロン」と読む)で区切ることで、複数記述することが出来ます。
ただし、1行255文字以内にしなければなりません。

行番号と命令の間は空白を入れたほうが見やすくなりますが、入れなくてもエラーにはなりません。
改めて「LIST」命令で表示すると自動的に1文字分スペースが入っています。

リターンキーを押す事について

プログラムの書き方は「行番号」+「命令」ですが、これではまだ記憶されていません。
「リターンキー」を押すことで始めて記憶されるのです。

記憶させたい行にカーソルを移動させて「リターンキー」を押すことで、初めて記憶されます。

ためしに「リターンキー」を押すか押さないかでどうなるか、実験してみましょう。

実験にあたって、いくつかのコマンドを簡単に紹介します。
  • 「LIST」(リスト)命令:記憶させたプログラムリストを表示させる。
  • 「CLS」(クリアスクリーン)命令:画面をクリアする。
  • 「PRINT」(プリント)命令:ダブルクォーテーション「”」で囲んだ文字を表示する。
  • 「RUN」(ラン)命令:プログラムを実行させる。
の4つです。

なお、ダイレクトモードでの命令実行は、「実行命令」をタイプして「リターンキー」を押します。

まずは、BASICを立ち上げます。

おなじみの画面が現れました。
「CLS」コマンドで画面をきれいにします。

C L S と打ち込んでリターンキーを押すと、
画面の文字はきれいにクリアされました。

OKの文字とカーソルだけが表示されています。
プログラムリストを打ち込みます。

「PRINT」命令を使い、「”」でMSXの文字を表示させる命令です。

ここで、打ち終わった後は「リターンキー」を押さずに・・・
「矢印キー」でカーソルを一段下の左に持って行って「CLS」命令を使い、プログラムリストを画面から消してしまいます。
「LIST」命令を使って、プログラムリストを表示しましょう。

しかしOKと表示されるだけで、プログラムリストは表示されません。
では、実行命令ではどうでしょうか?

画面をクリアさせて、「RUN」命令を実行。

こちらも、何も起こりません。
では、画面をクリアさせてもう一度プログラムリストを打ち込んで、今度はリターンキーを押してみます。
画面をクリアして、先ほどと同じく「LIST」命令を使ってプログラムリストを表示させて見ましょう。

「おおっ!!」

自分が打ち込んだプログラムリストが、出てきました。
では、実行命令ではどうでしょうか?

画面をクリアさせて、「RUN」命令を実行。

「やった!!」

MSXと表示されています。

プログラムリストを1行入力したら、必ず「リターンキー」を押して、記憶させましょう。

このように、何かを疑問に思ったり理解しにくかったりするものに対して、思いついたことを試してみるというのは、とても大事なことです。

疑問に思う → 他の方法を試してみる → 結果の違いを知り推測する → 他の方法を・・・・

とテスト&ランを繰り返すことによって疑問が解決できれば、自力で学習していくことも可能です。

人に聞くことも大切ですが、自分で知る方がより身に付くと思います。

 


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